笑顔のちから

日々

強さ

強いチームや組織には必ず笑顔が絶えないね。それは偶然でもなんでもなくそれには確固たる論理がそこにある。なぜならそれらはみんな一人一人が100%以上の力を発揮している状態にあるからだね。緊張して萎縮しているチームには、自由に伸び伸びと楽しくなんていうことよりも、ミスなく指示を守ってどうやって勝つかしか頭にない。その分集中するとか緊張感があっていいというリーダーもいるけれど、大抵そんなリーダーとの信頼関係は利害関係だけが際立っていることが多いね。笑顔に溢れるリーダーには例え結果が思わしくなかったとしても楽しい気持ちが状況を一変させる準備が常にできている。

楽しさ

そうやってそれぞれが伸び伸びと楽しくやっていると、個人力を足し合わせた以上の力を発揮することができる。当事者たちも想像できない瞬間がそこに生まれる。しかも仮にうまくいかなかったとしても最後まで諦めない強かさがそこに自然と醸成されるね。そういうことを冷静に分析できれば、恫喝したりすることがどれほど愚かなことかに気がつくはずなんだけれど、いまだに脅かしたり厳しくしたりすることが力量以上の力を発揮すると信じて疑わない指導者もいる。失敗して怒るのはチームメイトに迷惑をかけているからだという理由でだ。実はミスをせめること自体がよっぽど迷惑だね。さらにパフォーマンスの低下をもまねいている。そういうリーダーは即退場していただいたほうが結局は試合に勝てるというわけだね。

上下関係

いまだに日本の学校での部活動において先輩後輩なんていう関係がとても厳密に守られているようだね。それは端的に言って指導者が古いからにすぎない。生まれた時期の差が一年ぐらいの違いで言葉遣いや態度を変えなければならないというルールに根拠など全くないね。そうやったほうが管理しやすいという意味だけが残るわけで、それは力を発揮するどころか、それを阻害する要因でしかない。それなのにいまだに社会では同級生や同期や先輩や後輩で溢れかえっている。それで良いことがあれば良いのだけれどどうだろうか。今はやりの科学的根拠はそこにあるかな。単なる習慣どころか、洗脳であるならば早くその古い習慣から脱却して、楽しく伸び伸びと生きたほうがいいと思うよ。