晴れ後時々曇りか雨

日々

天気予報

晴れの日を楽しめるのは雨の日があるからだね。雨の日が悪いわけではない。風が強く吹く日もあれば穏やかな日もある。だから風の威力を肌で感じることができる。そのほとんどは思っているよりも遥かに超えていたり、超えていなかったりする。要するに想像とかあなたの思考は当てにならないということだね。今では天気予報は刻々とスーパーコンピューターを駆使して計算されて見られる時代だけれど、面白いことにその精度の印象はまるで大きな隔たりがある。計算上は明日の天気は8割以上敵中しているらしいけれども、あなたの感想はどうだろう。といっても実感としては雨がふらないという予報を信じて傘も持たずに出かけたけれども、結局雨が降ってきてコンビニでビニール傘を買った。けれどもすぐに雨は上がって、傘が一本まだ増えた場合はあなたは天気予報は大きくハズレたと嘆くだろう。当たるとか当たらないとかはその程度の体験で判断しているね。そもそも当たるとか当たらないの基準ってなんだろうね。

占い

人生も事前に予測できれば、備えることができると思っている人が多いね。人生の天気予報は占いかな。これも誕生日や姓名判断やタロットカードとか沢山の種類があるみたいね。そもそも生まれたタイミングで性格や適性なんかが決まるのが面白いと思うけれど、これもなぜかせいぜい12種類ぐらいのパターンにしか分類されないね。血液型なんて4種類しかないしタロットカードなんてサイコロと同じランダム関数だね。しかしながらそれらの中に意味を見出しているのはあなたで、それが当たるとか当たらないとかは先の天気予報と同じで、良いことがあると言われたのになにもないとか、悪いことは起こらないと言われたのに思い通りにならないとかそんな程度で判断している。さらに現代では仕事運とか健康運とかに分かれて点数や星の数で表されて、さらに順位までついている。まるで博打の予想と同じなのはなんとも言えないんだけれどね。

支配

要するに思い通りにしたいという思惑が生み出したものだね。天気は戦時中は重要機密事項だった。それはどのタイミングで敵の陣地に乗り込んで攻撃するかを勘案するのに重要事項だったからだね。その知見が広く民間にまでゆるされてさらに磨きがかかっている。占いも似たようなもので、戦いを挑むべきかひくべきか、責めるべきか守るべきかなどの参考にしていたそうだ。現代の人材ビジネス・マネジメント手法なんかも実はいろんな性格の人をうまくコントロールする軍隊での手法がほとんどだね。すべては調整するための取っ掛かりとして利用されてきた。外が晴れであろうが雨であろうが、あなたの今日はハレノヒであることには間違いないからそんなに心配しなくてもいいね。視点を変えれば雨は生命活動に対する恵みであって、けしてそれは最悪ではなく、あなたにとってもハレノヒであることには間違いないね。だからその中でいつものようにできることを楽しめばいい。雨が降れば草木のようにそのまま濡れるのが、ありのままの今を楽しむコツだよ。