あなただけの世界
思い出
生きていることそのものが実は全て思い出づくりだったりする。あなたが出会ういろんなことはたくさんありそうで、実はあなたが受け止められる数しか起こらない。溢れそうに思っているけれどちゃんと収まる。すべてが特別なことで、あなたがそれに気がつかないだけですべてが良い方向に向かうための一連の体験の流れでしかない。その中であなたにとってお気に入りの良いことなのか、悪いことなのかを選りすぐって分類しているわけだね。それらすべての出来事は、あなたのためだけのものであることは疑いようもない。
レアだから良い
それにしても辛いことだらけで、良いことなんてほんの少ししかないね。そうなるのには理由がある。あなたにとっての都合の良いことは、あらゆる限定された条件をたまたますべてクリアしたものだけになってしまう。だからどうしてもそれ以外と比べてかなりレアケースになってしまう。そのあなたが提示する条件は、裏を返せばかなり欲張りと無理難題が含まれてしまっているね。もちろんそれらはとっても貴重な体験だからとても印象深くなり、どうしてもそれを探す癖がついてしまっている。さらに年齢を重ねていくうちにどんどんその条件とやらは厳しくなりがちになるね。ちょっとやそっとのことでは満足できなくなっていくわけがここにある。
限定公開ドラマ
あらゆる体験はあなたの世界で起こっているスペシャルなものであることは間違いない。どれもこれも貴重で大切な思い出であることも間違いない。その中でもやっぱりあなたは順列をつけて良いこと悪いことをわざわざ分類している。それはとても厳しい条件をクリアした思い出が印象深く忘れがたいからそうなるね。でも日常のなんてことのないそれらも実は同じぐらいレアであることも忘れてはならない。偶然の偶然ですべてがそうなっているのであって、それはあなたの力でなんとかなるレベルの話ではない。それをどうにかしようともがいたりするけれど、それは完全なる無駄な抵抗に過ぎない。だからありのままを受け入れるとかそのまんまでいいとか言われているね。もちろんジタバタするのも楽しみの一つではあるけれども、それは決して何かを変える力はない。テレビを見て文句を言っているようなものだ。まぁ、それもまた一興だけどね。