本当にオワコン?
何者でもない
誰もが知っている有名人という存在は、実はとても限定された範囲であってほんとうの意味でそういう存在はいないね。いつもテレビで見ているあの人でさえ世界での知名度はそれほどでもないだろうし、ましてや限定された地域で顔が売れようともそれを有名人と言うのかどうか迷ってしまう。世界的スターもたくさんいるけれども、先進国の中で唯一アジア圏で名を連ねるこの国だからかろうじて共通の話題かもしれないが、世界200カ国あるうちのたった数十カ国ぐらいでの話に過ぎない。そう、あなたの基準は広いようで広くないね。しかしその少数派であっても世界の経済のほとんどを牛耳っているのはいまだにそうらしいよ。
人の多さ
日本というこの国は今から急激に人の数が減っていく局面にあるけれども、それでも世界で比べるといわゆるG7を含む先進国の中ではアメリカに次ぐ多さだね。中国やインドは桁違いに多いけれども残念ながら先進国というククリではない。もちろん恣意的な分類に意味があるかどうかの議論はここではしないけれども、少子高齢化社会と言われているけれども現状ではまだ高齢層で多いということだね。もちろんあっという間に減少していくだろうけれども2,3年オーダーではなく、数十年オーダーとなるわけだ。このままでは危機的状況であることは間違いないけれどもそれでもヨーロッパ諸国と比べるならそれほどでもない。人口の問題がクローズアップする主たる要因は経済であることは間違いないから、連日マスメディアがこぞって取り上げているわけだ。
世論
常識や世論は情報によって形成されていく。だから普段無意識に洗脳されている情報には注意を払ったほうがいいね。できればメディアでなぜか一律に垂れ流されるニュースには特に気をつけたほうがいい。そのために未来ある若者に教育すべきことは計算ドリルや問題集だけでなく、自らで考えられるようにするということ。どんな情報が必要で、かつその情報源は信頼に足るものかどうかを見極めることができるリテラシーを身に着けられるようにしたほうがいい。更に言うともはや知識を得るための講義は不要だね。先生はもはやオワコンの時代に突入している。もちろんゼロでいいと言うわけではなく教え方、話し方の上手な先生は現代の技術でもって多くの若者に対して配信すればいい。さらに学校という場が必要だとすればその上で側にいてケアできる大人がいればいいわけだ。ちょっとした質問とかそもそも講義についていけない人の対応にあてればいい。たくさん先生が必要な時代は技術革新によって終わったことに気づかないふりをしているだけだ。それがバレると都合が悪い大人がきっとそうしているんだろうね。