店を変えよう

日々

思うがまま

いつもの日常生活はおそらくはイライラしているね。だってあなたが思ったとおりにはどれもこれもいかないし、あなたがどれほど丁寧に思慮しているかなんて誰もわかってくれない。あなたの気持ちの半分もわかってはくれないし、それどころか思わぬ誤解で陰口を叩かれてしまう。何もかもうまくなんて行かなくて、そんな思いまでして生きていかなければならないなんて辛すぎると感じてしまったりする。そんなときは思うがままできることを探してみよう。そんなことあるわけないと思い込んでいるかもしれないけれど、意外とたくさんあったりする。例えば深呼吸してみよう。息をしていることなんて普段は全く気にも留めていないことだけど、意識したらきちんと深呼吸出来たりするから面白いね。あとは散歩しながら道端の草木に注目してみよう。それらも視界に入っているけれども、意識はそこに向かわないところだ。あともう気がついたかもしれないけれど、なんとなくあなたの中心にあると感じている「意識」を見つめてみよう。あなたはあなたの中のどこにいるだろうか。頭か胸かお腹かに感じているかな。そう、あなたが意のままに向けられるのは意識だけかもしれない。

トラブル

あなたはいつの間にかあなたが思うがままにならないことをトラブルと分類して見ている。トラブルそのものは出来事であって良いか悪いかはあなたがどう見るかで決まる。みんながそれがひどいことだとか悪いことだとか口にするから、あなたもいつの間にかそう思い込んでいる。よく調べもしないで近所にお気に入りの靴を見かけたので思わず買ってしまった。その後家に戻ってからふとスマホで検索してみたら、なんとあなたが買った金額の半額で売っているページを見つけてしまった。だからもうあなたはその靴と出会ったステキな出会いが悪夢に変わって台無しになっている。損得でステキな出会いを塗り替えてしまうからそうなるけれど、手元にお気に入りの靴があるという奇跡は変わらないね。手元にお気に入りの靴がある、という出来事をどう見るかで幸せか不幸かが決まるわけだね。

台無し

その基準は誰かに押し付けられたものしかない。良いと思ってプレゼントしたものが評判が悪かったり、ステキな絵だと思って描いたものを気持ち悪いと言われたり、色使いが好みだと思った洋服をダサいと酷評された経験から随分とあなたとかけ離れたものさしを使うようになる。それを社会適応と呼んで、社会的動物として生きていくためには好ましいことだと知るわけだ。だから自らを押し殺していつも誰かの顔色を気にして生きるようになる。それが行き過ぎると疲れてしまう。そういうときにあなたを取り戻せる手段を持っておくほうがいいね。嫌なことから目をそらしたり逃げたりしてはいけないなんて知らない大人がしたり顔で言うけれど、それは嘘だよ。近所にいる動物を観察すればすぐにわかるけれど、逃げない動物なんていないはずだよ。辛かったり嫌なところから少し移動するだけでも随分違うからやってみるといい。逃げるが勝ちということがサバイブの鉄則であることは間違いないのだから。さて、そろそろ店を変えましょうかね。