地球はレジ袋で破壊できません
不満
大きな不満はないけれど、だからといってとっても満足だとは思っていない。だからこそでる愚痴のような、なんとなく根拠はないし明日の生活にも困るぐらい困窮しているわけでもないけれど毎日がつまらない、代わり映えしないとつい口にしてしまうね。そういう愚痴を言って、たまには悪態をついて、あーでもないこーでもないと言える今の状態にとどまりたいと思っている。不満を口にするぐらい他のことに困らない安定した暮らしがそこにある。要約すれば、すべての生活の質をグレードアップすればめくるめく生活を送ることができるのは知っているけれども、今でもそれほど不自由をしているわけでもない。だからこそ暇な時間があるし文句言ってスッキリするエンタメも楽しめるというわけだ。わざわざ週刊誌の他人のゴシップ記事を読む時間もあるし、それをあーだこーだ言って楽しむこともできる余裕がある。それでもあなたは不満を口にする。もう十分に幸せであることに気づいているんだけれどね。
狂気
安定した暮らしを求めるとつまらない毎日になる。アタリマエのことだね。ムリ・ムダ・ムラのない人生なんて生まれた瞬間死ぬことが一番効率がいい。つまらないと言える幸せに気づけば世界が変わるぐらいのインパクトがあるかな。身も蓋もないことを言ってしまえば、仕事の効率化や合理化はどんどん進めていっても大丈夫なのは、仕事そのものがムダなことだからだ。仕事なんてしなくても生きていけるようにするのが自然な状態だね。最近ではSDGsとかマヤカシの言葉を定着させようとしているけれど、それも結論から言うと一番いい最適解というのは人類という生物が地球から退場することに決まっているわけだね。だから安定した暮らしとか持続可能な社会とかはすべては誰かの企みでしかなく、ましてや地球環境にとって素晴らしいことではない。そんなことはすぐに見抜けるぐらいのあなたの頭脳は優れているはずなのに、幼いときから洗脳されてしまうとなかなか手強いかもしれないね。もしつまらないと本気で感じるならば眠っている狂気を呼び覚ますしかない。あなたにはその狂気は本来備わっていたはずの能力だったはずだからね。
破壊
まずはその安定志向を捨て去ろう。学生時代に教わった規範はすべて工場労働者としてのプログラムに過ぎないね。時間を守る、単調な繰り返し作業をいとわない、勝手な創意工夫などしない、先生の言いつけを守る、それらはすべて現代には邪魔な能力だといえば反論があるだろう。そもそも学校が嫌いだった方がこれからは有利だね。そんなことなく学歴が高いほうが高収入だという傾向は残るけれど、すでにそうでないあなたには関係ないね。慎ましく社会の隅っこで低賃金で長時間働いてわずかな賃金をもらって、週末の映画を見ることがささやかな贅沢だなんてメディアはそれを賞賛する。だからそこから脱するための狂気が必要だね。そんな人生クソくらえと洗脳された脳を一度ぶっ壊さないといけない。毎日がつまらないのなら、まずは今までのそれをすべて破壊しよう。破壊した向こう側にも実はたくさんの人が笑って暮らしているから大丈夫。信じるか信じないかはあなた次第です。