アウトプット
色々
たいていは気の合う仲間はほんの一握りで、ほとんどがよくわからない他人に囲まれて生きている。なら、気の合う仲間だけで過ごせば毎日が幸せかというとそううまくはいかない。気心の知れた仲間はたしかに一緒にいて楽しいけれどもそれがすべてではないし、ずっとその関係性が変わらないままでいられる保証もない。人は変わるものという人生観が前提にあれば、自然に任せていればともに生きる時間もあれば、別れて別々の道を行く時間もあるのが自然だ。ずっと同じとかずっと変わらないということは逆に言えばなんの進化も変化もしないということだから、それこそ時間は進んでいるようで人生のステージはそこに留まったままということと同じだ。そんな人生が幸せであるわけはないね。
安定と変化
人生の舞台は何もしなければそうそうガラガラと音を立てて変化するわけはない。おそらく定住生活している現代ではそれほど変化しにくい仕組みになっている。となれば何十年というキャリアだけが積み上がるけれども、大枠は何も変わらないということになる。常日頃アップデートして時代の潮流を読み解いて新たな挑戦を続けたいと思っているのなら、その沼から脱出する方法を見につけておいたほうがいい。もちろん、なんの代わり映えのない生活がダメだと言っているわけではないよ。それこそ人類が長い間願ってやまない安定した生活は大きな目標の一つであることは間違いないんだからね。でもそこに幸せを見いだせないのなら違う道を選択できるようになるのが一番の幸せとなる。
友人
友人が多いほうがいいと社会は屈託もなく押し付けるけれど、決してそうではない。友人や交友関係は数ではないのは自明のことなのは知っているはずだからね。その数で心を病む時代になったみたいだけれども、いいねの数やフォロワーの数を小学生が気にする社会となった。気心の知れた仲間はほんの一握りが正常だし、それ以上は実は必要ないどころか弊害のほうが大きくなる。あなたは誰かに反射するからあなたとして認識できているんだけれども、反射する対象物が多くなればなるほど輪郭がぼやけたあなたしか見えなくなるからだ。そうするとそれを頼りにあなたはあなたを演じているわけだけれども、台本が四方八方にてんでバラバラの内容をその場所場所で読む羽目になる。そしてその演技は一体誰のための演技かよくわからなくなるね。仲間を気にするよりあなた自身に気を向けよう。そしてブラッシュアップしたいのならあなたの言葉で発信することが大切だね。アウトプットは現実を変えるパワーを持っているからね。