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チャレンジ
挑戦し続けることは今より一歩前に進もうとすることだから、大いにやったほうがいいと思っている。もちろんやりたいことがふと頭をよぎったところで、ほとんどがぱっと見て無理そうなことばかりだからたいていはスルーだね。好きなバイクに乗ってツーリングに出かけたとき、ふと出会ったお店が気に入ってこの近くで暮らせたらいいな、なんてよぎったところで今は無理な理由が山ほど浮かぶね。なら、また機会があれば来ればいいやと店をあとにする。電車に揺られて車窓からの景色でピピッとインスピレーションを感じる。このあたりに住んでいる人たちは毎日何をして過ごしているのだろう。もしここに生まれ落ちていたらどんな人生だっただろう。ほとんどがそんな妄想で時が流れるね。でもまさかそんなことが実現するなんてその時は夢にも思ってはいないことがほとんどだ。
無意識の願望
これまでを振り返ってみても、あれほど熱望した夢は全く叶うことはなかった。でも、予想もしなかった職業に就いていたり、縁もゆかりもない人と友達になっていたりする。その理由を改めて考えたところでほとんどが「たまたま」でしかない。もちろんそれなりの経緯というかエピソードはあるんだけれども、それがどうしてもそうなってほしかったからそうした、という能動的なものではなくてほぼ成り行きというか、偶然の産物と思っている。意識は確かにそう思っているけれども、無意識上ではきちんとあなたがそうしたいと思って選択した結果だとすればびっくりするだろう。いやいや、そんなことは願ったことはないとあなたは思っているからね。ところが同じ境遇に置かれた場合、必ずあなたは同じような選択をするはずだ。だから今がそうなっているんだよ。
望み叶え給え
そんなことができるのだったら、あなたはもっと別のことを叶えてほしいと思うね。そんな無意識の願いなんてそれこそ無意識なんだから知ったこっちゃない。その力を日頃顕在意識上にある願いを一つでもいいから叶えてほしいと切に願う。ところがそれも叶っているんだよ。お金持ちになりたいと思いつつお金は少し足りないぐらいがちょうどいい感じだと思っているからそうなっているし、幸せいっぱい夢いっぱいに暮らしたいと思っているけれども実際にそうなってしまってはその先がつまらなくなりそうだから、素朴に願ってやまない状態を楽しみたいからそうなっている。体調も万全ではないけれども、それなりにやつれた感があってそこに打ち勝つだけのまだ方策が残されていることで、調子のいい時はそれだけでとても幸せに包まれるからそうなっている。すべてが100%なんかになったら夢も希望もなくなってしまうので少なめでお願いします、という願いが見事に叶っているわけだね。おめでとうございます。