ずっと空は青かった

バイク旅

宿題

前回の旅で行きそびれた場所に今日行ってみた。前回の旅の伏線回収みたいな感じがして、かつやるべきことが明確が故にバタバタしないで落ち着いて楽しめるね。そんな余裕が生まれると前回見た同じ景色でも全く違うものに変わる。まさにそれが成就するということであり、今を楽しむということなんだと再確認できる。もちろん、条件が合わなくてずっとそのままになってしまうこともあるだろう。けれどもそんなやり残したトゲはできれば少しずつ抜いていくといいね。もちろんずっと抜けないトゲがいくつも残るけれども、それは逆にまだそのタイミングではないと思えばそれほど重苦しいものではなくなるね。いずれやってみたいリストとしてワクワクする楽しみになれば最高だ。

余白

そんなだから、今日はいつもよりのんびり過ごすことができた。だから何をするにも余白が十分に生まれたね。じつはその余白が一番求めていたものであって、目的地や成果や報酬ではなかったわけだ。だから実は行きそびれたところに必ず行くことが目的ではなくて、それをやれることそのものが究極の幸せなんだよ。結果、二度目の行きそびれがあったとしてもそれはそれでいいわけだ。なんだ、再チャレンジしても失敗かよと最悪な気分になるのが日常だろう。けれども余白があることで、それがワクワクリストにまた追加されるだけのことになる。最悪な旅にしてしまうのか、また楽しみが増えたと思うのかで雲泥の差になってしまう。そしてそれを決めているのは周りのせいではなくて、あなた自身だね。

導き

いつも計画を立てて、あなたはあなたの思い通りに行動することを旨としている。そしてそれが達成されるごとにあなたは自分の能力の高さを自慢している。ところが余白をもつことでそうではないことがわかってしまう。プライドの高いあなたにとってそれは直視できないぐらいにショックなことだろう。ずっと前からあなたがあなた自身で勝ち取った様々な体験というのは、実はすべてあなた以外の導きによってそうなっていた。それがわかると不思議なことに今までなんで思い通りにならなかったのかという全容がぱっと明らかになるね。もちろん、あなたが企てたその瞬間から導かれているわけだから気づきようにもないのだけれども、それが腑に落ちたときにあなたと世界が融合する。すると何もかも溶け合ってそこに空白ができる。それが人生の幸せの正体である余白だよ。