ちょっと一服
心配ないさ
うまくいったりいかなかったりするのは、これまでと同じこと。だからそんなに一喜一憂しないでも大丈夫だ。もちろんその振幅に身を任せて何もするなと言っているわけではない。ジタバタしてもいいし、もがいてもいい。それは振れ幅の中で中立を探すためには必要なことだからね。でも、それらはあくまで一時的な揺れであることもまた知っておこう。そしてそれらは残念ながらすべてが失敗となるだろう。それもわかってやればいい。わかっていれば大丈夫だ。すべては流転するわけで、大きく振り切るときも必ずあるのが世の常だからね。そうやって必死にあれこれと施策を打って、もうこれ以上は無理というところにたどり着いたら、あとは静観するしかなくなる。そう、それがゴールなんだから。
すべてはあなたのため
もちろん、その結果はあなたが思う通りにはならないこともあるだろう。それはそれで大丈夫だ。そうなることがなにかの帰結であり始まりでもあるからね。考えてみれば思い通りにいった成功体験ですら、今思えば過ぎ去った出来事であり、振れ幅の一時的な瞬間でしかない。ずっと振り切れたままというのも不自然だし、かといってずっと中庸でも同じことだ。だから大いに流れに流され、必死にもがいて、結局は流れるままに今そこにいる。それらはすべてあなたのために起きた必然であって、それ以上でもそれ以下でもない。風に吹かれて、なるようになるのが人生の本質であって、その大きな流れは止まることもなくあなたのためにずっと楽しませてくれる最高のエンターテイメントだよ。その変化の中で、あなたはどうしようもない大きな潮流を感じ取っていればいい。
すべて正解
ジタバタしたり、あれこれ考えたりする中で、一番避けたほうがいいのが自分を見失うことだ。もともとどういう思いで生きていたかだけを振り返るだけでいい。その結果、思わぬことが起きたとしても、それはそれでしっかり受け止めて放っておけばいい。それは決して自暴自棄になれとか、何もするなということではなく、それらを選択したということで次の出来事が必ず起こるようになっている。その選択におそらくは正解があるのだろうと勘ぐって必死に探し求めているだろうけれども、残念ながら正解なんていうのはすべて幻想だね。なぜなら正解を探ってきた結果が今にあるわけだ。そのことに気がつくと、またあなたはよりその傾向が強くなるかもしれない。もちろんそれでもいいし、そうでなくてもいい。きちんとたどり着くべきところに辿りつくようにできている。その意味で安心してジタバタすればいいのさ。でもあんまり苦しすぎるなら早めにそのことを思い出すといいね。手を尽くしたなら一旦休憩してお茶でも飲もうよ。