トラブルだらけ

日々

苦難の道

何かしようとしても全く上手く行かず、ああ、なんてついてないんだと嘆いている。でもそのトラブルはあなたが選んだ道であることに間違いないね。その証拠にあのときああすればよかったかもしれないと、振り返ってしまうからこそ悔しくて仕方がないわけだ。そうではなくて、こうなることを期待してあなたがわざわざそれを選んだり、必要だったと思われることをやらなかったりしたと考えてみよう。そうするともうこの次々とやっている苦難の壁を乗り越えていくように仕向けたと思えるだろう。今はとても大変だろうけれども、あれこれ後悔しているよりも目の前の問題に対して一つ一つやれることをやっていこう。もちろんすぐには解決できないようなことばかりだったり、損失は避けられないことであったりするだろうけれども、まぁ、そんなこともあるから人生だと感じられると少しは苦しさも和らぐかもしれない。

余裕

そんなこと言っている場合じゃないよ、ふざけるんじゃないと怒る気持ちはよくわかる。そりゃ当事者にとっては火の車な状態なのにそんな悠長なこと言っている場合じゃないだろう。でも、これまでもいろんな困難を乗り越えてきたのは間違いないね。もちろんにっちもさっちもいかないこともあっただろう。それで今はそれらはどうなっているかな。いまだに寝る前に思い出して涙しているかもしれない。けれども思い出さない夜も多くなってきたわけじゃないかな。現に今はそれどころじゃない新たなトラブルが目の前で起きているわけだしね。そこで投げやりになって極端な行動を取れと言っているわけではないよ。やれることをコツコツと少しずつでもアクションを起こしてなんとか僅かながらもクリアにしていくことに集中しているのが普通だね。

成功と失敗

それらがひとまず過ぎ去っても、そのトラブルは遺恨を残すぐらいの大きなものかもしれない。けれどもそれも杞憂でまた新たなトラブルに見舞われることは残念ながら間違いないだろう。それでも、あなたは少しずつ経験によって耐性が強くなっている。だから、少々のことでは驚かないようになっていく。そのためのドリルみたいなものだと思えるようになれば、それらも一つの人生のスパイスとして苦いけれども耐えきれないほどでもなくなっていくだろう。そのときに余裕が生まれるわけだ。さらに言うとその先にはその困難でさえ愛おしく思える瞬間が訪れるかもしれない。だからといってわざわざ茨の道へ進むこともないけれども、ジタバタして焦る気持ちは余裕を知っているからこその対極の状態だね。焦ることができるのはそれだけの余白がすでにあるということだ。できれば早く解決するといいけれども、すべてひっくるめて堪能するのもいいかもしれないよ。