変わり続けること

日々

ベスト

人生でこれだと思うものに何度か出会う。けれどもその後どうなっただろう。素敵なアイテムだったそれも今では廃盤になってすでに手に入れられなくなっている。あるいはこの方法と手順でやればほぼうまくいくと思ったメソッドも、今ではうまくいくどころか最悪の結果になったりする。それぞれの時代で輝いていたそれらはすでにオワコン化していることが多いね。そういう意味ではこれからもこれが世界で一番の正解じゃないかと思うことは、普遍的にそのままとして価値あるものとしての輝きを永遠に保ち続けることはできない。それはまるで美しく咲き誇る花のように、ほんの一瞬で毎年毎回散ってしまうことが宿命のようにね。

変化

そう、過去の成功体験ばかりをなぞっているだけだと、気がついたらすべてが上手くいかなくなるのが世の常だ。若い頃は良かったとか、あの頃は良かったとか、あのときには輝いていたといつまでも引きずっていることをこの世の神様は許さない。それは、常に動き続けること、変化し続けることをある意味強制的に求められているからだ。流れは淀むと途端にすべてが腐敗するように、あなたはいつも変わり続けるようにできている。成功体験はその再現性は科学のように担保されず、むしろ偶然にあらゆる因果の歯車が噛み合った瞬間でしかない。だから他人のそれに飛びついて真似したとしても、まったくもってうまくいかないのはそのせいだね。

尽くす

効率化や損得だけを行動指針にしているあなたは、どうせそうなら、なにもしないで過ごしたいと投げやりになるかもしれない。しかしそれも違うわけだ。なぜなら常に変わり続けることが生きることそのものだから、何もしないことやその瞬間のベストを尽くすことは必然的に求められているのがベースになっている。いわばそれからは生きている間は逃れられない基本事項といっていいね。だからこそ、その一瞬に魂を燃やすわけだ。その瞬間は時間としては短く感じるかもしれない。けれども、その成功体験そのものは永遠のあなたを生み出すわけだ。大切なのはそのとき過去の栄光なんかに縛られないこと。それさえできればほぼ完璧に今を生きているよ。さぁ、次に行ってみよう。