内因

日々

判断

基本的にいろんなルールがあなた自身の中にすでにあるだろうけれども、それは必ずしもそう結論づけなければならないことはないね。もちろん十人十色というぐらいだから、それが楽しいと思う人もいれば、とても退屈でつまらないと断定する人もいる。その上であなたはどう判断するか。そこが一番の分かれ道というか、あなたの世界をあなたの色で染めていること根本になる。もし、どうしてもつまらない方向になってしまうのならば、一度そのルールを見直すといいかもしれない。もちろん、それを無理して変えろと言っているわけではなく、色々試してみてもどうもしっくりこないのならば騙されたと思って少しだけやってみるというぐらいのレベルでいい。そうすることで、知らずしらずのうちに固定観念化したあなたのルールをアップデートできるかもしれない。そうすることすら気が重いのなら、おそらくはかなりガチガチになってしまっている可能性が高いだろう。

強かさ

そのルールを首尾よくアップデートできれば、もしかしたらワンチャンポジティブに捉えることができるだろう。さらにそれは連鎖して、あなたが思っていたよりも悪くない世界が生まれるかもしれない。どうにも好きなことにも打ち込めないとか、単に義務感にかられて続けているだけのことを棚卸しすることができるからね。ただ、一番の障壁はあなたの握りしめているそのルールを変えるパワーがなかなか得られないことだ。その原因はとてもシンプルで、それが最もベストプラクティスだと思っているからだね。でもよくよく考えてみてほしい。あなたの鉄壁なその判断基準のせいで毎日がつまらないと感じてしまっていて、その根本的な原因となっているのであれば、それは本当にあなたが信じてやまないベストなものなのだろうか。

外因

あなたが正しく、ベストであると信じることで、すべてのうまく行かない原因をあなたの内なるルールのせいではなく、その他にその原因を探してしまう傾向が強くなってしまう。その的はずれな犯人探しに明け暮れて次々と対策を講じるわけだけれども、それは永遠に解決しないだろう。多くの場合は外側のせいではないからだ。一つの事象に関してそれがラッキーなのか、アンラッキーなのかの判定委員長はあなただからね。環境や他人や外部的なそれらは、起こるべくして単に起こっている。急に雨に打たれたり、過度な期待が裏切られたり、淡い希望が打ち砕かれたりすることによって不幸を感じるように現行のルールはなっている。けれども、それ自体が本当にその判断で間違いないのかな。大まかにまとまてしまうとあなたが勝手に思うなにかが先にあって、そのとおりにならないことにあなたが反応しているだけでしかない。反応ではなくもう少しあなたらしさをそこに加えてみる試みは決して無駄にはならないと思うよ。