ずっと待っている

日々

曲者

ちょっと風変わりというか、あなたの常識を打ち壊す存在に一度は面倒で鬱陶しいと思う。ところがそれがだんだんくせになることもままあるね。あなたの常識に沿うもののほとんどは心に残らない事が多い。ところが、あなたをあざ笑うかのように普通のあなたという防御壁をぶち壊される存在に、気がついたら夢中になっている。そう、あなたの普通や常識なんてほんのちっぽけなものでしかないことにそこで気がつくわけだ。もちろん素直には認めたくはないだろうけれどもね。それが刺激であり、気づきでもある。なんてことのない日常何ていうのも大いなる勘違いをしていただけで、実は生まれてこの方そんな瞬間なんて一秒もなかったんだ。

ちっぽけな世界

目を閉じて耳を塞いであなたはいつもそんなワンダーランドを歩いている。何も見えないし何も聞こえないふりをして涼しい顔で歩いている。それが最善だと思っているからそうしている。そしてやがてその日々の連続につまらないなどとつぶやくようになる。本当は刺激に満ちた世界にすでにいるのにも関わらず、あなたはその中であなたのお気に入りの刺激を求めて彷徨う。どうにもこうにもあなたが思う刺激が見つからないとまたぼやくことになる。あなたの思う刺激がそもそもしょぼすぎるとも気がつかずにね。あなたがキャッチできるのはあなたの想定範囲内に限られているから必然的にそうなるわけだ。

喜びにあふれる

そこにヒントがあるね。あなたが変だとおもったり全く意見が合わない、相性が悪い人がいるだろう。そしてあなたはそれを避けることに必死になっているかもしれない。でも実はその逆で、あなたにそのことをわざわざ伝えに来てくれているわけだ。あなたのちっぽけでしょぼい世界から救い出すために使命を帯びてそこにいる。だから、思い切ってその中に飛び込むといい。もちろんそれはあなたが別のなにかに変わってしまう恐れがあるから、とてもじゃないけれどもそんな勇気は出ないかもしれない。もちろん無理はしなくてもいい。けれども彼らはあなたをずっと待ってくれている。そうであるならば少しぐらいは話しかけてみてもいいかもしれないね。