人生サーフィン

日々

ノリと勢い

身軽にいろんなことにチャレンジできる人がいる一方で、あれこれと考えてしまって腰が重い人がいる。それらの違いはほんの少しだけでしかない。失敗を恐れるかどうかだけだね。それも絶対に失敗すると確信を得ているわけでもなく、なんとなくうまくいかなそうなものは遠ざけておこうという保守的な思考にある。やってみてダメだったら仕方がないと笑い飛ばせないその根本原因はどこにあるのかを考えてみよう。あなたはなぜそれを一番に気にかけるようになったのか。そしてその失敗はとても恥ずかしいことであなた自身がそれに耐えきれないと思い込んでいるのはどうしてか。情熱的で楽しそうにしている彼らとあなたは一体何が違うのだろう。よくよく考えたとしても、それほど大きな差があるわけでもないことがすぐにわかるだろう。あなたに足りないのはやってきた列車にとりあえずひょいと乗り込む気軽さだけだ。

こだわり

あなたはあなたらしさという魔物によって雁字搦めになっている。そこから解き放たれるには、たまたまやってきたあなたには到底関心がないものでもとりあえず乗っかってみよう。そこからすべてが変わり始めるね。今までのあなたの選択はずいぶんも的はずれなあなたらしさというぼんやりした幻想によって、なんとなくこれじゃないと思って随分と狭いものだった。ところがその枷を外してみるとあっという間に知らない世界がそこに広がる。それでもまだあなたらしさみたいななにかに囚われたままだと、それを素直に受け取れずにもやもやしているね。なんでも機会があればそれを掴んでみることを繰り返さないと、皮肉なことにあなたの世界はずっと閉じこもったままだし、決してそこからは広がらないのは薄々感じているはずだ。さぁ、なんでも引き受けてみよう。結果なんてやってもみないうちから先回りして気にするものではないのだからね。

伸びしろ

もともとあなたはいくつになっても伸びしろしかないわけだ。年を重ねて今更とかもう遅いとか言うのは、あなたがこれまでの過去ばっかりを見つめている証拠だね。終わったことにこだわり続けるあまりに、ワクワクした気持ちを同時に捨てているわけだ。あなたは最期までワクワクするために生まれてきたはずなのにね。もう遅いとか早いとかそんなどこにもないようなものさしなんて捨てて、いつでも好奇心と感謝の気持ちをもって生きていこう。それだけで苦ばかりだと思って、ぶつくさ文句ばかりの人生から脱出しよう。そんな暇があったら、あなたに話しかけられたあらゆることにアンテナを張ってみよう。強いて言えば、あなたがこれまで絶対に興味を持たなかったようなことをわざとやってみようよ。敢えてそれができる奇跡を人は幸せと呼んでいるのだからね。