人生の演出家
解釈
何をどう捉えるかは実は全く持って自由なんだ。それをあなたは固定化している。好きなこと嫌いなこと、いいこと悪いこと、あなたがそれを決定する最終判断を司っている。だから、物事はどのように捉えるかが全く持って自由であり、それゆえこの世は豊かな創造あふれる世界になる。そこが一番のポイントであって、物事に裏表があるように、まさにどちらともとれる世界がそこにある。全く持って悲観に明け暮れる日々の世界を構築しているのも、毎日が楽しくて幸せいっぱいな世界も、すべてがあなたに委ねられているというわけだね。
つまらないこと
それなのに、あなたはたった一言の気になる発言でその世界を大きく変えている。逆にいえばその力を持っているとも言える。単純な話、あなたはそれを自由に生み出すことが可能であり、いつでもそれを一変させる力も持っている。ならばあなたが快く思うようにすればいいだけだ。だから不幸の主人公を演じるのもいいし、いつも豊かで幸せなそれを生み出すのもいい。すべての物事には特に意味はなく、それに彩りを添えるのはいつもあなただということだ。だからこそあなたはある意味この世の神であり、あなたがすべてを握っていると言えるわけだ。
斟酌
だからこそ、いつでも夢を持ち、それを叶える力がすでに備わっている。もちろんそれを楽しむのも、そうではない世界を生み出して、わざわざ遠回りな物語にするのもいい。さらにそれを完璧に演出するために、実はあなたが決めているそれらを、制御不能な物事によって決めるという筋書きを用意するのもいいね。そうやって自己演出することで人生が一変冒険活劇として生き生きとすることもあるだろう。だからどう捉えるかという問題は本当の意味で自由なんだね。それを許されない世界もありだし、制限が細かくなればなるほど楽しめる要素を増やすのもいい。つまるところこの世はいかようにもあなたは制御できる。それをいつも忘れないようにしないと、自らの物語に深刻になりすぎるから注意しないとね。