自由になりたい

日々

現状維持

あれこれ考えているばかりの時間を過ごしがちだね。それは一般的に失敗を恐れているからとか、リスクを適正に評価することができずにあらゆることを過大評価してしまう過ちを犯しているからだね。もっと言えば、成功さえ忌み嫌っているとも言える。それもこれも、現状維持というバイアスが強すぎてそうなっている。そう、正直なところ現状が大好きだということの証拠であり、文句ばかり言える今を愛していることに他ならない。本気で変わりたいと思うならば、そんなことを考えている暇とか余裕もないはずだ。まずはそれを看破しよう。そうすると、打開策が見えてくる。例えると、台風がきて外は強い風が吹き荒れているけれども、家でじっと過ごせばやがて晴れ間が必ず訪れるわけで、それをじっと待てば良い。悪天候はあなたがどうにかできるものではないことは理解しているだろう。そしてそれはあなたにはどうすることもできない自然の流れで必ず解決することも知っているはずだ。

ただやるだけ

そんな毎日の中で、どうしてもやりたいことが生まれたならば、迷わずそれに飛び込むだろうし、本当にやりたいことはたとえ悪天候であっても、周りから揶揄されようとあなた自身のパワーをもってしても止められないはずだ。ところが、そこで一歩も踏み出せないようであれば、本当にやりたいことではない。だから、あれこれとリスク分析をする余裕もあるし、ああ、やっぱり損だからやめておこうとか、もし損をしたら嫌だからもっと考えてからにしようという結論になる。そうやって計算ばかりしている段階では、あなたは生きる目的を見失っているに違いないわけだ。そしてそういう状況に陥っているとすれば、その通りでやらないほうがいいし、すぐさま諦めて次を待てばいいだけだね。あなたを突き動かす衝動は、その程度では揺らぐことはないのだからね。

真の自由

なんだかんだと理由をつけてやらない、やれないことは全く持ってあなたの自由意志とは違う。なぜなら真の自由とは、外部的要因を言い訳にはしないからだね。そもそもあなたとその他のそれを完全に切り離すことができることが自由そのものである。誰かのせいとか、会社のせいとか、上司のせいとか、そんなことに縛られて動けない状況は全く持って自由ではないことはすぐに理解できるだろう。あなたは無意識に真の自由を知っているからだとも言える。外側の原因なんてどうでもよくて、ただ眺めているだけでいい。先の悪天候は誰しも思わぬ時期にやってくる。それは避けられないことだね。それを嘆いたところで何も起こらない。だからといって暴風雨に外にわざわざ出ることを自由だと考えるのも大いなる勘違いだね。あなたは、ただ静かな部屋にいて、そこでやれる、やりたかったことを堪能しているのならば、真の自由とは何かを知ることができるはずだからね。