完全無欠のあなた

日々

問い

自ら問いを立てて、それを解決しようとなんとかもがいている。その体験は生きるチカラを与えてくれる。問いを立てることそのものが、この世に生きているという今の実感であるからだね。過去や未来ばかりに引きづられて、どうせ何をやってもうまく行かないと思い込んでしまっているがゆえに、身じろぎ一つできなくなって、生命の輝きを見失ってしまっている。それよりも、やってみてやっぱりここがうまく行かないかと、まさにそれを体験するためにここにいるのだから。だからどんどん思い立ったら吉日でチャレンジしてもいいんだ。その結果はあなたが決めるのであって、勝手に世間に決められるものではない。それが本質なんだけれども、やっぱり誰かの一言がずっと心にトゲとなって残ってしまうね。思い通りにいかないことがほとんどだとしても、それをやったからこそ命の1ページになるわけだ。

苦手も個性

だからすべてをうまく成し遂げるスーパーマンになる必要もない。誰かにあこがれてそっくりそのままでなくてもいい。苦手なことはあなたの個性だし、役割、あるいは使命でもあるのだからね。できないことはあなたの自慢だし、あなたがそのままありのままでいられるのも、その真逆の存在がいてこそなんだ。皆が同じスーパーマンだとしたら、あなたという生命が輝いてるとしてもあなたはそれを見分けることが困難になるのだからね。だから、苦手なことは何も無理になんとかしようとしなくてもいいし、もちろんなんとかなりそうだともがくこともいい。そう、あなたを見つける冒険そのものが、生命の輝きとなってあなたに永遠の命を授かることになる。今風にいえば個性であり、多様性という範疇になるのだろうけれども、実はそんな表層的なかっこつけの概念でもなく、もっと深い納得の中にそれらは存在している。

選ばれし存在

それもこれも、そもそも深い愛の世界にいる証拠でもあるね。どうであろうとあなたは日々いろんな出来事に振り回されているだろう。それらは、望むものばかりではなく、むしろ望まないものばかりかもしれない。でもあなたのそれらの望みは本当にあなたが心から思ったことだろうか。実は誰かに言われたり、誰かの顔色を伺った上でのなにかに過ぎないのではないかな。ということは、それはあなたそのものの内発的な希望ではないね。仮に楽ちんが好きだと思っているかもしれないけれども、それは誰かがそう言っただけであって、本当のあなたはそこにはいない。だからあなたは基本そのままでいいということになる。あとは、あなたの個性をどうやって発揮すれば愛するこの世界を喜ばせることができるかどうか。ただそれだけにかかっているわけだね。更にいうともうすでにそれに気がついているんだけれども、余計なノイズが多すぎて心の声がよく聞こえないだけだね。それならノイズをできるだけ除去して、やりたいようにやるだけであなたはすでに完全無欠であることに気づくはずだね。