お財布

日々

ほどほど

あれこれとたくさんのモノを持ちすぎると重くなって身動きが制限されてしまう。そういった荷物はできれば少ないほうがいいのは、行動力や機敏性を制限するからだね。そのほどほどが掴みどころがなく、どれくらいが適量なのかを考え出すとまた悩みが一つ増えてしまう。そんなことで悩むのであれば、まずはお気に入りのカバンを一つ決めると良い。大きすぎず、小さすぎずちょうどいいものをおそらくは求めるだろう。カバンを選ぶときにあなたは、どんな状況で使うのかがイメージできている。それでぴったりかどうかを精査しているわけだね。そこで何が起こるか。そう、お気に入りのかわいいカバンはほとんどはモノが入らない。かといって容量にこだわるとあなたの興味・関心からは遠く離れることが多いね。そこでまた悩むわけだけれども、結局のところあなたは、かわいいそれをチョイスするんじゃないないかな。

財布

今では現金で支払うことが少なく、ほとんどが電子決済化されている。その便利さからたくさんの人がそれを使っているし、ネット決済と言われるそれらに関する勘ぐりというか、どうにも信用ならない部分が薄れていっているだろう。それほど日常で、今や当たり前と言っていいぐらいに多くの人たちが使っていることを目の当たりにしているからだね。一度使ってみればとても便利だし、ジャラジャラ小銭が増えなくてもいいし、そもそもお財布の役割が変わってきたとも言える。かつての大容量のお財布に現金をほんのすこし入れて携帯していて、それもほとんど紙幣が入れっぱなしになっている。現金がどうしても必要なときだけ、お財布から取り出す。かつてはメインだったそれらの一連の所作が、今ではなんとレアケースだけに活躍するだけになっている。

役割

なんでも交換できる紙幣の役割がもはやほとんどオワコンになってきた。こういった便利な電子決済が広く普及した社会は、いずれ貨幣を重要視しない文化に変わっていくだろう。となるとそれを収納しておく財布の役割も変わっていく。さらにはそれを入れておくポーチやバッグもこれまでとは変わってくるだろう。なら、旅行なんかに出かけるどでかいスーツケースも小型化していくかもしれない。いやいや、それでもやっぱり旅行となると荷物の量が普段とは格段増えてしまうかもしれない。それはまだよくわからない。けれども、支払い周りは国境を超えてかつてないほど便利になったのは事実だね。すでに海外諸国において国家や委託業者が発行している紙幣は稀有な役割しかなくなってしまったわけだ。紙幣をはじめとする現金を何があるかわからないからと言って大量に持ち歩いているなんて、おそらく今では狂気の沙汰だと言われてしまうだろう。そうなると、ほどほどの財布というのは、あなたにとってはどれくらいの大きさなんだろうね。