生き恥

日々

躍動

失敗すると反省することしきりだけれども、そもそもいつから失敗は悪いことだと思い込んでしまったのだろうね。何かに挑戦するときには、思ったとおりにはいかないことを失敗だと定義づけて、他人からはそら見たことかと中傷されることが悪いことだと思い込んでいる。そう、この世のすべてはあなたの思い込みによってできているわけだ。ところが、その挑戦による結果を判定しないとなると全くもって別の世界がそこに広がるね。走っていればコケてしまうこともある。だから走るのをやめたらコケることがない。だからそうしようと思っていること自体が、この世に生まれたことの半分も楽しめていない。この世に生まれ落ちた赤子を見ればわかるように、コケてもコケても諦めないでつかまり立ちをして歩こうとするように、あなたは自らの力で進むことを切に願っているのが本来の姿なのだからね。

一体化

では、この世と一体になるというのはどういうことか。それは、思い立ったらとにかくやってみるということ。思考がそれを邪魔しているのも、結局はうまくいかないときに恥ずかしい思いをするということに過ぎない。しかもそれは、あなたが決めることではなくて、誰かから見てのそれであって、それを主軸に置くぐらいの価値はそもそもない。そうやって他人からどう見られているかばかり気にして、結局は無難でなにもやらないことが正義だとすり替わっているわけだ。それで、何をやってもうまくいかないという不満ばかりにずっと支配されてしまっている。そもそもの視点が間違っているということに気がつかない。あなたはそれをやるためだけにそこにいるわけだし、何でもやってみる能力を奇跡的に授かっている。せっかくの天賦の才能を他人という、いるかいないのかよくわからない存在で台無しにしているだけだ。

人生のからくり

あなたはこの時代に生きた証を残したいと願っているにも関わらず、だからといって思いついたことをやろうとはしない。だから生きた証がいつまでたっても得られないどころか、空気のような存在になろうと自らの力をそれに費やしてしまっている。そんなことでは、いつまでたっても生きた証なんて得られるわけもない。他人の評価軸によって制限されているからこそ、すべての原因は他人の評価にしてしまうのはそのせいだね。そんな思い込みを捨てて今すぐにでもあなたはあなたを取り戻すことができるというのにね。そう思うととてももったいないとは思わないかな。失敗してあなたを嘲笑している他人は、本当にあなたにとって重要な存在なんだろうか。それとも単なるあなたが生み出した幻想なんだろうか。生き恥を晒すなんて耐えられないと思っているあなたは、本当はどこにいるのだろうね。探してみれば自ずとそのからくりを見破ることができるかもしれないよ。