いつも静かに笑っている

日々

良し悪し

今いろんな出来事に囲まれているだろう。それをあなたが良いとか悪いとか好みの色をつけている。でも、それらは単独で存在しているものではないね。いろんなことが絡み合ってそうなっている。しかも、様々なことに関連しつつも、ちょうど良いところにバランスしてそれがあるわけだ。それをあなたが好きだと思うか、嫌だと思うかを繰り返している。けれどもいつの間にかそれは過ぎ去っていき、また状況がどんどん入れ替わっていくね。そうした瞬間の過程だけを見て、うまくいっただの、失敗しただの言っているに過ぎない。雨がふるのは、雨が悪いわけではないし、晴れた日は心地よいだけでもない。あなたにってちょうどいいと思えるかどうかですべてを見ているだけだ。ならば、あなたの見方も変わってしまえば、結果と呼ばれるそれらは大きく入れ替わるね。

いい仕事

それを見抜くならば、良いことや悪いことをすべて受け入れるといい。その方法はたった一つで、あなたがあなたを俯瞰することでそれができる唯一の方法だね。あなたというどこにあるかもあやふやな内側だと思っているところからだけ見るのではなく、あなたがあなたを見ている視点から眺めてみるといい。雨の日に雨粒ばかり見ていたところで、雨の本質がわからないのと同じで、雨が降っている地域やもっと大きく天気図などを見て俯瞰して見ているように、それにはたくさんの出来事が合わさって、あなたのところに雨粒が降っている。あなたができることは、傘をさして濡れないように外を歩くだけのことだ。もしくは家の中でのんびりと過ごすのも良いね。少しだけ晴れの日よりできることが少なくなるけれども、晴れの日は晴れの日で、あまりにその陽射が強すぎるとそれはそれであなたにとっては必ずしもベストではない状況だね。今あなたがその状況下でできる一番のことをするのが、いい仕事をしている状態だと言って良いね。

一つになる

とにかく、その置かれた状況で一つになることさえできれば、それ以上でもそれ以下でもないわけだ。しかも、そのうまくいったとかどうだとかいうのもあっという間にコロコロと変化し続けている。それをいちいち評論家のように上げつらってみるのも悪くはない。けれども、そればかりだといずれ変化についていけなくなってしまう。それぐらい刻々と変化し続けているのだからね。今あなたにできることをしっかりとやることで、あなたはその変化と流れに乗ることができる。一つになるとはそういうことであり、無理に晴れの日に雨を降らしたり、雨の日に雲を書き分けようとしたりしないはずだ。そうすることであなたはあなたを大切にすることに繋がり、無理やりに何かを求めたり変化させたりしようとすることもない。そしてそれらはすべての調和を保つためにそこに現れている一時的な現象にすぎないと感じることができる。それが腑に落ちたら、あなたは自然と笑顔でいられるはずだね。