楽しんでいますか?
思慮深さ
いつも考えすぎなあなたがいる。まだ起きてもないことを心配するがあまりに、それに関連することをスマホで検索してしまったりする。そうすると犯人探しのように不安が解消されるどころか、さらに不安を助長するような情報のシャワーを浴びることになる。何かしなければならないと思うがゆえに、何もしない今でさえ不安定になるわけだ。万が一そうなったところで、あなたはそのときにできることをやるだけしかなく、それでなんとかなってきたから今がある。だから、まだ見ぬ未来に対して延々と調べ続けたとしても、備えあれば憂いなしということでさえ、うまくいかないときもあるわけだ。もっと言えばそういった不確実なものを心配すればするほど、実は今を不安定にしてしまうことがあるから注意した方がいいね。
情報過多
そういうあなたは思慮深く、慎重で堅実だとも言える。そういう姿勢はあなたを謙虚にし、そういう人柄が人気になることもあるね。だから一概にそういう性質が良くないと断言することはできない。慎重な姿勢は良いも悪いもない。けれども、それが度を超えると急に状況を悪化することに気をつけよう。何事も程々が一番であって、ある一定のラインを超えた瞬間に良くないことが起こるわけだ。そのバランスを意識して、行き過ぎがちなあなたの姿勢を正すきっかけを見つけたほうがいいね。その閾値を設定するのは実はそれほど難しくない。それは、今を蔑ろにしていないかどうかをチェックすればいいだけだからだ。それは無責任というほどのものではなく、むしろ情報をたくさん得ることをやってみて、それが今やるべきことを犠牲にしてまで熱中していないかどうかだけに気をつければいい。もしそうなっているのならば、引き返す勇気を持つだけだね。
本末転倒
何事もほどほどで、極端な楽観的な姿勢を強要するわけでもない。あなたがそれに注ぐことができるエネルギーには限りがあるわけで、それを何にしても全力で注ぎ続けるのは得策ではないわけだ。ある程度心配事を解消するための情報を調べるのもいいし、かといって今を犠牲にするほど過度にしては本末転倒だね。今を楽しく過ごしながらも、多少の備えを準備するぐらいがちょうどいいわけだ。未来に対して何もしないということでもなく、ある程度の計画を立てるのも悪くない。とにかく今を楽しめているかどうかがそのチェック項目として意識しておけばいいね。ちょうどいいという具合は、気を抜けばすぐにどっちかに振り切ってしまっているのをコントロールできる余地が残っているかどうかにかかっている。そのためには今を一番大切にすることが大切なんだけれども、今だけしか考えないということではないね。そうやってバランスを取ることが一番楽しめるわけだ。