脚本・演出・主演はあなた
とにかく楽しむ
とにかくあなたが今を楽しんでいれば、あなたの周りも楽しむことが増える。それは、あなたがこの世界を創り出しているからだ。あなたが楽しいと思っていれば、世界は楽しさでいっぱいになるわけだし、あなたが幸せに包まれていれば、周りも幸せに感じている人が多くなるのはそのせいだ。逆に、楽しさや幸せを受け入れることに懐疑的になってしまっているのなら、そのとおりになるわけだ。願いというのはあなたがそうするかどうかにかかっているわけだ。だから普段から楽しむ余裕をもつことがとても大切なんだ。あなたが楽しいと思えることを少しずつでも増やしていくことで、人生は大きく変わるに違いない。そうならないよと嘆いているのは、心の底からそう思えずにいるだけのことだ。そう、不幸だとかついてないとか、苦しいことばかりだと嘆き悲しんでいるのも、あなたが強くそう思っているからそうなっているに過ぎないわけだ。
どこから見ているのか
もちろん、やりたくもないことをやらなければならないことがあったり、あなたが望む世界がいつまで経っても訪れない現実が目の前に広がっているだろう。まずはあなたが楽しまないと思うがあまりに、自己犠牲が多くなったり、思ってもいないことをやったりしなければならない状況ばかりになってしまうかもしれない。でもそれこそが間違いの根本であるということに気づくことができるだろうか。あなたがイヤイヤやっていることを続けてしまうと、それがあなたの世界の主軸になってしまい望む世界など夢のまた夢となる。あなたはそうやって夢を抱いているのも、夢が実現してしまうともはや夢ではなくなってしまうから、わざわざ叶いにくくしているのと同じことなんだ。だから、すでにあなたの世界はすべてが望むとおりになっていることに気づくことが先決となるわけだね。叶っているということをわざわざ遠回りして叶ってないように見える場所からあなたはそれを見ているだけのことなんだ。
今ここにずっといる
そう言われてすぐに納得はいかないのも、あなたが見ている場所を変えないでいるからだ。それはあなたがそうしたいからそうしているとも言える。夢がすべて叶ってしまっては、あなたの希望の光も消えてなくなってしまうし、やりがいとか生きる気力がそこで失われてしまうと思い込んでいるからだ。だから辛い毎日を頑張って乗り越えて来られたわけだし、ついてないと思っていても思わぬ僥倖が訪れたりして、つかの間の喜びを感じていたいわけだからね。願いがすべて実現している世界での感動は得られないだろう。すなわちそういうことなんだ。あなたが不満に思ってあれこれと試したりすることができるのも、あなただけが不幸だと嘆き悲しむのも、すべては自ら悲劇の主人公を演じることを選択しているに過ぎないわけだ。ああ、なんて幸せな人生だろうと思うことを夢見ているのも、実はすでにその夢みたいな人生を送っているからだ。だからうまくいかないことを楽しむためにわざわざそうしているわけで、その意味では不幸は決して不幸ではないというのが真実なんだよ。