ドリームキラー

日々

楽しさ

ワクワクするぐらい楽しい毎日を過ごしたいと思ってやまない。けれども現実は厳しいのでそう簡単にそれが実現することはない。そうやってしたり顔でこの世を語る大人たちばかりの世の中だね。子どもの頃は夢がいっぱいに広がって、この世の中はどれほど面白いことがあるんだろうと毎日探検していた。けれども、そんなことじゃ世の中は生き抜いていけないといい続けられてきたわけだ。世の中そんなに甘くないなんていう言葉によって呪いにかけられてしまったわけだね。あなたが幼き日々に体験したそれは、この世の真実であるというのにね。その真実が都合の悪い大人によって隠されてしまって今がある。だから、あなたのほんのちっぽけな楽しみといえば、指折り数えて次の休日を待っているだけになっている。本当のところは毎日がバラ色でワクワクした体験をし続けているというのにね。

指示命令

物心がついていつの間にか、誰かに指示されてやることがほとんどになっている。それはすなわちあなたの人生が乗っ取られているのと同じこととも言えるね。あなたが決めたいと思っていても、それはだめ、あれはどうせ無理なんていう呪いの言葉によって、あなたは誰かの指示に従うだけのロボットとして育てられているわけだ。規律、ルール、道徳、人の迷惑にならないように自己犠牲をすることがいいことだと洗脳されている。しかしながらルールも道徳も規律もよくよく考えてみれば分かる通り、どれ一つあなたが決めたものではない。そうやってあなたが決めることが悪だと植え付けられて、誰かが決めたことを守ることで、世の中が良くなると教えられてきたわけだ。そうして誰かの指示に従えることがいいことであり、評価されるような状況であるから、あなたは自己決定をする機会を失い、もはや今更自分で決めなさいと言われたところでどうしていいかわからないのも無理はないね。

やり抜く力

そうやって、指示にしたがってやり抜くことが優秀だとされている世の中において、あなたが自分できめたことを軽視するようになっているわけだ。粘り強く、根気よく自らの探究心によって生きている人は、限られた研究者以外に見当たらない世の中となってしまった。それも例外なく研究者は豊かな生活を送る人も少ないわけだ。自分が好きなことをやってしまうと、社会のレールから外れたならず者として烙印を押されてしまうからだね。ただし、規律やルールを司る権力者に都合のいい研究テーマだと実は豊かになったりすることからもそれが証明されてしまっているわけだ。あなたが決めた好き勝手なことを面白がってくれる人はだからこそあなたにとっては奇跡の人である。だからそういう人を大切にして、権力者やあなたにやるべきことを押し付けてくるような人はそこそこに付き合うのがいいんだよ。