あなたのサポーター
コントロール
あなたが思ったように物事が進むと、あなたはとてもごきげんだね。トントン拍子にことが進んでいくのがなぜか心地よく感じるわけだ。ところが、あなたが予定したとおりに全くいかなくて、あれもこれもすべて想定外のことばかりになると、とても疲れてうんざりしてしまう。同じように日々が過ぎていくだけなのにこの違いはどういうことだろう。単にあなたが思っていたことが当たったか外れたかぐらいのことで、あなたの顔色や表情は全く逆になるわけだ。でも、いつものようにあなたは命を取られてしまうぐらいの危険も不安もない。お昼になればご飯は食べられるし、休憩しようと思えば取れるわけだ。そこまでくる交通機関も通常通り分刻みで正確に動いていたし、お昼はお気に入りの食事も取れている。何が思っていた通りと違うのかということをもう一度考え直してみると、一体あなたは何に対して不満なのかもよくわからなくなってしまうのではないかな。
特別視
それは仕事の一大プロジェクトのプレゼンだったかもしれないし、大きな商談だったかもしれない。あるいは上司に取り繕うチャンスだったかもしれないし、好きな人への一世一代のプロポーズだったかもしれない。それが人生において最重要なことだと思ってしまっているがあまりに、単にそれだけが思ったとおりにならなかっただけで人生がすべて台無しになったような気分になっているわけだ。それ以外はあなたはどうでもいいことだとまでは言わないまでも、なにも見えていない状態だね。そればかりがあなたの世界を覆い尽くしているから、とても苦しいと感じているわけだ。けれども、それまでの普段の生活や、まさにそのときでもおいしいお茶は相変わらずそこにあるし、あなたの足をいつも守っている履き心地のよい靴はそこにある。お気に入りのカバンもジャケットもしっかりとあなたと一緒だね。家に帰れば愛する家族にも会えるはずだ。
世界観
あなたの世界はいつもあなたを陰ながら応援してくれている。それがあるからこそあなたは好きなことをしていられるわけだ。もちろん仕事はあまり好まないかもしれないけれども、それでもいろんな人やモノがあなたをサポートしてくれている。そしてそれらはあなたが期待した通りでなかったとしても、少なくとも人生が立ち行かないわけではないはずだ。不満を言えばキリがないのは、勘違いしたあなたの思惑であり、できもしない理想が原因だね。すべてが満点でないと気がすまない考え方やモノの見方をしてしまっているから、それ以外はダメだと思うか、完全に無視してしまっている。いつでもあなたを守ってくれる存在があり、それを糧にしてあなたはチャレンジできる人生が広がっているのが真実だね。何も思ったとおりにいってもいかなくてもそれは、ちょっとした味付けの変化ぐらいのものでしかない。今日はちょっと塩っぱかったと思うことぐらいで、それほどまでに気に病むのはおかしな話だということだよ。