バイク旅に関する記事一覧


バイク旅

びっくりするぐらい今のバイクのエンジンは高効率で高燃費。もうあんまり排気量とか関係なくインジェクターで最低限の燃料だけを適切に制御している。あまりに適切すぎて古いバイクが好きだった人にとっては、とっても優等生すぎてつまらないと言う。燃料を無駄に消費しながら地面を蹴って走るのが醍醐味だった。さて、無駄は悪かそれとも否か。

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馬力競争の時代が終わって、高性能という意味がずいぶん変わってきたね。効率が高まり、安全装置が増えて、お値段もそれなりに高くなってきたけれど、目の前の世界がぱっと広がる魅力はずっと変わらないと思うよ。バイクを手にして感じること、体験することは今も昔も変わらない希有な乗り物なんだから、どうかその自由の翼を失わないようにね。

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無駄にでかくて大きくて重いものは、それが生まれた時代背景をまとっているね。おおらかでのんびりしている暮らしだとか、それを憧れにしていた人々の価値観なんかをモノが体現している。古くても多くの人を魅了する原因は「ないものねだり」かも。それが欲しいとか欲しくないとかも時代背景の文脈から逃れられないんだね。

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絶好調な時ほど慎重になれと先人は言うけれど、余計なお世話だってずっと思っていたんだよ。そんなこと人にとやかく言われる筋合いなんてこれっぽっちもないってね。でも身をもって体験すると、どれだけ自分をえこひいきしてみているのかってことを痛感する。自分を特別扱いする癖があるんだ。「勝って兜の緒を締めよ」ってそういうことだね。

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制度とか法律とかの枠組みがあるからこそ、そこを書き換えることができる幸せを自由と呼ぶんだろうね。自由になるにはまずは枠組みがないといけない。ということは自由と制限の枠組みとはセットなんだよね。何らかの制限が完全に壊れてしまうと途端に自由を見失ってしまう。だから古臭い縛りや枠組みにいつも感謝しかないんだよ。

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波風立てないでそっと動くのもいいけれど、時には思い切ってもう少し速く走りたいときもあるよね。そういう時は知恵を絞って対策をすれば心地よい風の中を走ることもできるんだよ。でも無理は禁物。疲れたら止まることも大切。止まれば風は止む。だからといってそのままでは違う景色を見ることはできなくなるね。だから心地よい速さで走ろうよ。

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うまくいかないんじゃないかという不安から余計なことをして、本当にうまくいかなくなることが多いよね。走り始めたら細かいことは気にせず、信じて任せてしまえばいいんだよ。というか、それしかできることなんてないんだから。とにかく自分がなんとかできると思う勘違いが不幸のもとになるんだよ。転倒を恐れて本末転倒にならないようにね。

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 好きなことを説明するときは、必ず都合の悪いことを隠す仮面をかぶっているよ。裏の顔があるってことじゃなくて、仮面を外すと出てくるのは真顔。そんなことわかってるって?いつも見ているのは鏡にうつる顔なのに?本当の自分の顔を確かめたくて今日も走り出すのが仮面ライダーなのよ。いつかその仮面を脱ぐためにね。ふふふ。

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ひどい、許せない、もう何度目なんだよ「サイアクダー」と文句をいうときって、はてさてどっちが「サイアクダー」なんだろうね。「サイアクダー」には「ラブミーテンダー、ナニイッテンダー」と言ってやりましょう。そうしましょう。似たもの同士だから案外うまくいくかもよ。ちなみにわたしは「シガナイライダー」よ。知らんけど。

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美味しいものってどこにあるんだろうね。それを求めて旅に出たりするけれど。美味しいっていう味があるわけでもないしね。どうせ食べるなら美味しいものってみんな言うから、ちょっと調べたりするんだけど、そもそも美味しいってどうしたら感じられるのだろうね。